「王道タマゴサンド」材料 (2人分)(調理時間:25分)
① 卵は冷蔵庫から出しておく。鍋に水を入れて強火にかけ沸騰したら、卵をおたまに乗せてそっと鍋に入れて、8分半茹でる。茹で上がったら、すばやく氷水を入れたボウルで冷やす。バターは室温に戻す。▲茹で具合の目安(沸騰したお湯で8分半茹でた場合)
② 卵が冷えたらボウルから取り出して殻を剥き、キッチンペーパーで水気を取り、粗みじん切りにする。
③ ②をボウルに入れて、マヨネーズを加えてヘラで混ぜる。塩、粗挽き黒コショウを加えて味を調える。
④全ての食パンの耳を切り落とし、片面にバターを塗る。そのうち3枚はバターを塗った面に卵をまんべんなく塗る。
⑤ ④の上に卵を塗っていない残り3枚の食パンをそれぞれ対にして乗せ、ラップで包み、冷蔵庫で10分寝かせて卵と食パンをなじませる。10分経ったら冷蔵庫から取り出し、ラップをはずして半分に切れば完成。
「クリーミータマゴサンド」(2人分)(調理時間:30分)
① ボウルに卵を割り入れ、菜箸で卵白を切るようにしながら溶きほぐし、牛乳を加えて卵と馴染むまで混ぜる。
② 小さめのフライパンにバターを入れて弱火で熱し、バターが溶けたら①を加えて、卵が固まってきたらヘラで大きく混ぜるのを繰り返す。ほぼ半熟の状態になったら火を止めて、ボウルに移しキッチンペーパーをのせて粗熱を取る。(キッチンペーパーをのせるのは乾燥を防ぐため。ラップだと蒸されて卵が硬くなってしまう可能性があるので、通気性の良いキッチンペーパー推奨)
③ ②にマヨネーズと牛乳を加えて混ぜ、塩、コショウで味を調える。
④ すべての食パンの耳を切り落とし、片面にバターを塗る。そのうちの3枚に、バターを塗った面の四隅を7mm程残して③をスプーンでふんわりと乗せる。残り3枚の食パンは、バターの面を下にして卵を乗せたパンにそれぞれ対にして乗せる。
⑤ 半分に切れば完成。
「王道のタマゴサンド」は、崩れにくく持ち運びしやすいので行楽シーズンにはうってつけ。「クリーミータマゴサンド」は、ふんわり食感が贅沢な味わいなので、自宅でゆっくりランチタイムを過ごしたいときに最適だ。 同じタマゴサンドであっても、作り方次第で味わいは大きく変わるので、ぜひ食べ比べて、その違いを実感してほしい。 【レシピ制作者プロフィール】 料理研究家/調理師 滝野千鶴 東京生まれ。物心ついたときからの料理好きで、料理をする母親をみて調理のコツを学び、独学で調理師の免許を取得。 その後、料理教室でフランス料理、イタリア料理などを学ぶ。また、子供が食物アレルギーを持っているため、子供の体質改善を目指して発酵料理についても学ぶ。 「大切な人にほっとしてもらえる料理」をモットーに、現在は食のコンテンツ企画制作会社フードクリエイティブファクトリーでレシピ開発や執筆を行っている。 【調理・撮影】 フードクリエイティブファクトリー 「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。 食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、 イベントなどを手がけています。 提供元:https://www.gnavi.co.jp/dressing/